株式会社新潟クボタ社長ブログ

クボタ全米ディーラーミーティング

この10月末から11月初めにかけ、クボタ全米ディーラーミーティングに参加してきました。KTC(クボタトラクタコーポレーション)設立40周年記念大会に、日本のディーラーを代表して、私たちクボタ農機連合会理事会のメンバーが招待されたものです。場所は、アメリカ・テキサス州ダラス。ダラスは、アメリカを代表する物流・商業都市ですが、私たちにとっては、ケネディ大統領が暗殺された町のほうが有名だと思います。実は、テキサス州は新潟にとって縁の濃い場所で、ダラスの隣町フォートワースは、長岡市の姉妹都市。そして、南のメキシコ湾に面した町ガルベストンは、新潟市の姉妹都市なのです。
 今回は記念大会なので、参加者は総勢3,200名の規模に上るとのこと。そのため、第1ウエーブと第2ウエーブに分かれて開催され、私たちは第2ウエーブに参加してきました。10月29日(月、現地時間。以下、現地時間で記します)の早朝朝7時半から、会場のヒルトン・アナトール・ホテルの巨大な会議場で、ゼネラルセッションは始まりました。

巨大なスクリーンに今回のスローガンが映し出されてスタートです。

ちょっと見にくいですが、朝食前の会議で、私たち日本の関係者のテーブルの様子です。

クボタ本社の益本社長はじめ、KTC北尾社長や幹部の皆さんのあいさつに続いて、約2時間あまり新製品の紹介などが、華やかに繰り広げられ、会場は大いに盛り上がります。そのあとようやく10時ごろになって、大きなモーニングステーキで朝食です。アメリカだと思いました。
続いて、会場をクボタのダラス物流センターに移し、フィールド・デモに入ります。これには私たちもとても勉強になりました。

場所も広いので、可能なのですが、大変な数の製品を並べて一つ一つ動かして、他社と比較したり、とても迫力あるデモンストレーションを展開するのです。

総勢1,600名が4班に分かれてこんな感じでこのデモを見学するのです。

この方も、KTCの社員の方だそうですが、社員の方が訓練してこのように説明していくのです。

なにか映画のシーンみたいで、少しかっこいいですね。こうして約半日、デモが実施され、最後はディーラーのオーナーの皆さんが実際に試乗されたりしていました。
 私たちの展示会は、機械を並べるのが主体ですが、こうした動きのあるデモをもっと取り入れていきたいと思っています。
 翌日が、展示会兼予約商談会です。年間のかなりの部分が、ここで予約されるとのことで、各担当のセールススタッフの皆さん、そして予約を出すディーラーのオーナーの皆さんそれぞれとても真剣です。

とにかくアメリカの会場は皆とてつもなく大きいのです。ホテルの中ですよ。
新潟経済同友会で、「世界に負けない国際見本市会場を建設せよ」という運動をしていますが、改めて必要性を感じた次第です。

商談の雰囲気です。本当に熱心に話し込んでいるようでした。

KTC設立当初に販売していたモデルとのことです。40年というと、本当に長い歴史です。私がこの業界に戻ってきて約30年ですから、その歴史の重みもわかろうかと思います。
私が今でも感服するのは、クボタの当時のトップの方が最初から、OEMとかではなく、自社ブランドで、自社の組織でアメリカ市場を切り開いていったことです。大変な苦労をされたことだろうと推察されますが、その強い意志があって今の全米市場における輝かしい地位があるのだろうと思います。
 次は、飛行機に乗って、ジョージア州アトランタです。結構大変な行程でした。実は、日本でも大騒ぎになっていたと思いますが、私たちがアメリカにいたのは、モンスターハリケーン・サンディがニューヨークを襲っていた頃でした。アメリカはとても広いので、風・雨は関係ないのですが、その影響か季節外れの寒波に見舞われました。普通なら22〜25度くらいの気温なのだそうですが、10〜15度くらいで私はマフラーが手放せなかったくらいです。
 アトランタは、「風と共に去りぬ」の町で、コカ・コーラやCNNの本社などがあります。クボタは、ここにトラクタの組み立て工場のKMA、インプル・アタッチなどの製造会社KIEを持っており、この2社を訪問し、見学させていただきました。

KIEの社長さんとの記念写真です。

KMAの社長はじめ幹部の皆さんとの記念写真です。
 私は、KMAを訪問するのはこれで三回目なのですが、訪問するたびにどんどん拡張されて大きくなっているのです。
 クボタの海外部門は、今大変躍進しています。2012・10・25の日経ビジネスの「世界に誇る日本の商品」の10番目にクボタトラクタがとり上げられていましたが、アメリカの総販売台数は今年の目標が9万台と、我が国をはるかに上回っています。シェアも、もちろん日本でも、断トツのトップシェアですが、アメリカでは50馬力以下では我が国よりシェアが高いかもしれない状況です。タイでは、ほぼ独占状態で、クボタといえば、トラクタの代名詞となっています。
 マザー市場である我が国を預かる者として、さらに市場におけるプレゼンスを高めるべく、日々研鑽努力して行かなければならないと強く感じた次第です。
 行程の最後は、シカゴで時間調整して、日本への帰路につきました。最後にシカゴの風景を二つ。

ミシガン湖からシカゴの摩天楼を望んだ一枚です。

有名なシカゴ穀物取引所です。ここの相場が世界の穀物相場をリードしており、農業大国アメリカのまさに象徴的存在です。
 今回も間がとても空いて申し訳ありませんでした。お詫びして、筆をおかせていただきます。