株式会社新潟クボタ社長ブログ

今年も間もなく春の農作業が始まります。

今年こそは穏やかな年であってほしいと願っていたのですが、残念ながら記録的な豪雪に見舞われて、平成24年は始まりました。しかし春は着実に訪れます。山間地はまだ雪なお深い状況ですが、蒲原平野は黒々とした大地が顔を出し、今年の春の農作業の始まりを待っているかのようです。
 
 私たちの活動も本格化してきました。例年、年明けから、農舎の中にある農業機械の点検からスタートするのですが、同時に今年の新製品の展示試乗会や、わが社のソリューションテーマである鉄コーティング直播、大豆300A研修会、気象変動に負けない稲つくり(深耕15センチの土つくり)などの研修会や実証実演会を開催しています。今日はそのいくつかをご紹介します。

 まず最初は、年間を通しても最大のイベントである2012年新潟クボタ「春のクボタの日」。1989年(平成元年)から続けており、JAさんや各社さんも同じ時期に展示会を開催することから、「新潟県農業機械の日」といった観さえあるほどに定着してきました。昨年はちょうど東日本大震災の翌日だったことから開催をためらいましたが、農家の皆さんの期待が大きいことから開催に踏み切ったような経緯もありました。

 今年のクボタの日の特徴は、なんと言っても多くのお客様にご来場いただいたことです。豪雪地区の販売店さんをいくつか残していますが、最終的に2万人近くに達するものと思います。これは震災直後の昨年の1万7200人強を上回るのはもちろんですが、過去最高だった一昨年の1万8400人弱をも大きく上回るものです。「日本農業の復興」にかける農家の皆様の今年にかける意気込みの高さを物語るものといえるでしょう。

例年以上に熱心にわれわれの説明に耳を傾けてくれました。

恒例となっているのですが、業界紙の皆様が取材に来てくれます。胎内岩船営業所の所長にインタヴューをしているところです。

われわれだけでなく、時にはお客様にも取材します。東新発田営業所で生産組合の「越後新鮮組」の代表の本間様が来ておられたので、今年の抱負などを取材している風景です。

展示会の中でいろいろな講習会などが行われます。これは、小出営業所の安全講習のところです。なお今年は、二日目がちょうど3月11日でしたので、午後2時46分、お客様にもご協力をいただいて全員で黙祷をいたしました。
 「大豆300A」のスタート。
大豆300A研究会も今年で4年目に入ります。昨年は3年目にして、念願の「300キロAクラス」を達成することができ、本当に喜んでいます。協力いただいた生産組合の皆様、農業改良普及センターなど行政機関の皆様、ありがとうございました。今年はさらに摘心などの倒伏防止技術や、各種機械とのマッチングなど普及段階の実証に取り組んでいきたいと思っています。


2月8日、新潟市のユニゾンプラザで盛大に開催された「新潟クボタ大豆研究会総括大会」です。


今年の更なる安定増収に向け熱心に意見交換が行われました。

 今年のもうひとつの大きなテーマが大豆だけでなく、畑作全般に枠を広げ、機械化体系に取り組むことです。タバコの廃作の後作問題だけでなく、新潟県においても農業所得の向上を目指すには畑作の強化は欠かせません。

 そこで今年初めて取り組んだのが「畑作機械実演試乗会」です。


2月末に予定していたのですが、豪雪のため実際開催したのが3月15日でした。平日にもかかわらず、県内上中下越の各地から138名のお客様に来ていただき関心の高さが伺えました。

プロ農家の方が多いせいか本当に熱心に機械を試乗されていました。

私も今年新発売の家庭用の「バッテリー式」ミニ耕うん機の試乗です。なかなか快調でした。かなり売れる確信しました。

 最後に紹介するのが、こうした一連のイベントのスタートとなった「2012年きらめき試乗会」です。

 今年の特徴はご来場の人数が増えたことですが、その発端がこのきらめき試乗会でした。

初日の出だしから好調で、確かに昨年に比べ天候に恵まれたこともあったのですが、結果として二日間で、ご来場人数3,480人と前年比5割り増しと過去最高となりました。

新発売のゼロキングウェルです。ご家族で試乗され、真剣に検討されていました。

 今年のクボタグループのスローガンは「日本農業の復興」です。そのためにわれわれが果たしうる貢献とは何なのか ! お客様の熱いまなざしに改めて自らに問い直し、社員一丸となってがんばりたいものと思っています。だいぶ長くなりましたが、今日はこの辺で失礼します。最後まで読んでいただきありがとうございました。