株式会社新潟クボタ社長ブログ

平成23年御礼

平成23年は忘れられない年になりました。
 
 3月11日に東北、関東の太平洋側を襲った東日本大震災。新潟県でも翌朝突如起こった県境地震や、7月末集中豪雨の大被害。被災された多くの皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。

 私自身もなにか一年中、興奮していたような気がします。特に、東日本大震災では、大地震に加え、巨大な津波、さらに原発事故が重なり、日本がこのまま衰退するのではないかという不安にさえ駆られました。それだけに負けてたまるかという興奮状態でずっと仕事をしていたような思いがありました。

 もう一つ思ったのが、「日常」のありがたさです。いつもの通り、普段通りということがいかに大切か。身近な人たちが災害によって理不尽に生命を奪われる。日常の対の極地であります。そして被災地の復興とは、社会や経済の活動が普段通りに戻ることを意味するのです。

 考えてみると我々の農業は普段通りの塊のような産業だなと思います。何があろうと起ころうと、春になれば田起こしをし、田植えをする。秋になれば適期に刈り取りをしないと、一年の苦労が水の泡になってしまう。実は、3月11日の翌日が我々の春の展示会クボタの日でした。正直言って、やめようにも止められなかったのが実情ですが、今でも開催してよかったのかと思うところです。しかし、ほぼ例年通りの多くのお客様に来ていただき、逆に大きな励ましをいただきました。本当にうれしかった。今でも心から感謝しています。本当にありがとうございました。

 こうして改めて振り返ると、お客様に本当に支えられて乗り超えることができた一年だったと思います。来年もまさに予断を許さないわけですが、お客様の支えを頼りに全社員一丸となって頑張りたいと思っています。新しい年が皆様にとりまして、佳い年でありますよう心からお祈り申し上げ、御礼とさせていただきます。今後ともよろしくお願い申し上げます。