株式会社新潟クボタ社長ブログ

新潟大学講義

実は私、新潟大学で一年生を対象に年に1回ですが、講義をしているのです。もう5〜6年になるでしょうか。講座名は、「新潟大学個性化科目」の一つの「地域に生きる思想」というものです。趣旨は、地域に根ざして仕事をしている人から、その仕事の意義や魅力、やりがいなどについて語ってもらい、学生に人生のドラマやダイナミズムを学びとってもらうというものだそうです。そんなたいそうなことは私にはとても出来ないのですが、若い学生諸君と話すのがとても楽しくて、気がついたら、私にとって年1回の楽しみの一つになっています。

今年の私の当番は、5月17日でした。各界のいろいろな立場の人が毎週入れ替わりに、話をする形となっています。私のこのところのテーマは、「稲穂の間から世界が見える」というもので、農業機械に携わっている立場から、グローバル化に翻弄されてきた農業問題を、身近な事例を挙げながら、理解を深めてもらい、もっと食や農に関心を持ってもらおうと思って話しています。 ただ、今年はなんと言っても3月11日の東日本大震災があり、なんとなくやや興奮気味で、焦点が拡散したような話になってしまったようで学生諸君には申し訳ないと反省しています。

それでも、熱心に受講して頂き、さらに多くの学生から質問を受け、感謝した次第です。

写真右奥のひげの先生が、担当教授の栗原隆さんです。一つの縁でこうしたかかわりを持つことになったわけですが、これも一つの人生のドラマなのかもしれません。