株式会社新潟クボタ社長ブログ

菜の花フェスティバルin寺泊

 五月三日(火)、魚沼の土づくり実演会の帰路、長岡初の「菜の花の搾油施設」が完成したということでお祝いに訪問しました。場所はJR越後線の寺泊駅のすぐ近くで、「菜の花・油プロジェクト高内」の会長でいらっしゃる遠藤文則様が待っていてくれました。久しぶりにお会いして祝意を申し上げ、早速施設に案内して頂きました。

まだ試運転前ということで、プラントの前で記念写真です。右手前に焙煎の機器があり、我々後ろの機器で搾油、更にやや高いタンクのようなもので水抜きなどを行い、向って左の機器で精油すると言う手順だそうです。昨年収穫・乾燥させておいた菜種を搾油する予定で、大幅に効率化されると期待されておられました。
外に出ると、今年の菜の花が咲き始めています。

実は、遠藤様とは、クボタ”e”プロジェクトで大変お世話になってきました。ここで、クボタグループがCSR活動の一環として平成20年(2008年)から進めている”e”プロジェクトについて説明します。大きく分けて
 「E1」=耕作放棄地再生支援
 「E2」=小学生の農業体験支援
 「E3」=産直品ブランド化・志ある農家支援
 「E4」=新規需要米支援
 「E5」=クボタeデー(草刈りボランティアなど)
に分かれており、日本農業活性化に貢献する活動として多方面から評価を受けているものです。
遠藤さんは「環境保全大河津ネット」を立ち上げるとともに、クボタ”e”プロの新潟県内における対象事業に名乗りをあげ、我々と一緒に耕作放棄地の再生や菜の花の栽培に取り組まれてきました。

本当の初期の頃の草刈り風景です。人の体よりも高い草や木が生い茂っていました。

こうして草を刈り、大型のトラクタを使ってプラウをかけたりして再生事業に着手したのでした。

翌年の平成21年春、初の「菜の花フェスティバル」で、地元の小学生の皆さんに挨拶する私です。

とても楽しそうに菜の花の草取りなどして、前年取れた菜種油であげた山菜のてんぷらなどを楽しみました。

最初は、1.4haで始まったものが、今では5.2haを超える規模に拡大しました。クボタの支援活動は昨年区切りを迎えましたが、その後も遠藤さんという立派なリーダーの下、行政ともタイアップしながら地元の方々の力で独り立ちして更に大きな運動に発展しています。長岡市がバイオ事業などに熱心だったこともあり、今回の搾油施設につながったものです。我々もその最初の一歩に貢献できた頃を誇りに思っています。これからのますますの発展を心からお祈りしたいと思います。

新潟・長野県境地震

4月28日、十日町営業所の庭野所長や担当者に案内され、3月12日に発生した「新潟・長野県境地震」で被災された地区の農家の皆様をお見舞いして来ました。今回は、十日町松代地区、中魚沼郡津南町、長野県下水内郡栄村の三地区です。
未曾有の被害となった東日本大震災のわずか13時間後新潟・長野県境を震源とするM6.7、震度6強の直下型地震が発生しました。マスコミにもあまり報道されませんでしたが、大地震災害で多くの被害が発生していました。豪雪地で知られる同地域だけに、雪解けが進んだ最近になって、ようやく被害の状況が確認されるようになってきました。松代地区が、この時点ではいちばん雪が残っているようでした。

苗代の周りもこのようにまだうずたかく雪に囲まれていました。

津南町で、お客様の自宅近くの圃場の前です。地面に深い地割れが走っており、周りの雪も高く残っています。

圃場も大部分雪に覆われていました。

圃場の表面を走るひび割れです。お客様がおっしゃるには、圃場の側面からも水が漏れているようなので圃場そのものから割れているのではないかと心配されておられました。ちょうどその時、県議会の方々の視察があり、津南町の上村町長さんとお会いし、意見交換するとともに、農業機械や乾燥施設などの修理などについて全社を上げて対処したい旨お話ししてきました。

空き家になっていた民家に案内されましたが、ドアなどが倒れ揺れの大きさを物語っているようでした。

長野県栄村のお客様では、きのこの栽培施設が大きな被害に遭われて嘆いておられました。道路から見る限りでは、一般家屋に被害が出ているのは栄村が一番多くあるようでした。今年の豪雪に加え、この大地震に被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。とともに、既に倒壊した家屋の下敷きになった農業機械の修理を一部手がけていますが、本格的な雪解けとともに明らかになるであろう機械機器の修理などに全力で当たりたいと思っています。