株式会社新潟クボタ社長ブログ

平成29年(2017年) 新年挨拶

あけましておめでとうございます。旧年中は格別なるご厚情を賜り誠にありがとうございました。本年も倍旧のお引き立てを賜りますようお願いいたしますとともに、本年が皆様にとりまして平穏で実り多い年になりますことを心よりお祈り申し上げます。

平成29年はどんな年になるでしょうか。メディアなどは米国新大統領トランプ氏の動向が良くも悪くも全世界に影響を与え続けるとみているようです。私もそう思います。また日本の自然環境は、2011年東日本大震災以降、活動期に入ったかのようで災害に対する備えはなお一層ますようになるでしょう。農産物についても異常気象がもはや平常なのだと考えリスク分散やきめ細かい管理が求められていくでしょう。

ところで私はこのところ、大学などで時々農業問題などについて話をすることが増えてきました。講義終了後、日本農業の未来について学生に質問を受けることがあります。そのとき私はこう答えます。いま、そしてもうしばらくの間は苦しい局面が続くかもしれないが、そのあとは「黄金の日本農業」が現出し、優秀な若者のあこがれの職業になるであろう、と答えることにしています。

日本農業についてよく言われることが、1.農業従事者の高齢化や担い手不足 2.巨額な予算を投入しているにもかかわらず、農業産出額が低下し続けているーなどが主だと思います。しかし、よく考えてみるとこの姿は、デフレに苦しみ、少子高齢化に悩み続ける日本社会そのものなのです。日本農業に対しもう一つ言われるのが食糧自給率の低さ。その真の理由は莫大な輸入に対し、農産物輸出がゼロに近いということにあります。日本の高度成長だって、実は東京電力、電電公社(現NTTグループ)や国鉄(現JRグループ)などの巨大内需に支えられてきました。ただ、農業には、トヨタ自動車やパナソニックがいなかっただけであります。 日本農業はまさに日本社会の縮図であり、日本が抱える幾多の課題の先頭を走っている、といっても過言ではないでしょうか。周回遅れであるだけに、課題を解決できれば一気に先頭に躍り出ることだって可能なのであります。

担い手不足については、移民は避けて通れないでしょう。また、日本の得意なものつくりをいかして、ICT農業の開発、クラウドコンピューティングを生かした栽培管理、資本や技術力のある大企業とのコラボ、すでに多くの事例がスタートしています。また、安倍政権の政策により農産品輸出も大きな動きになってきました。

わが社もまだまだ不十分ではありますが、現在進めている中期五か年計画の中で、求める企業アイデンティティーをトータルアグリソリューションカンパニーと位置づけ、取り組みを強化しています。

親会社クボタとともに始めたお米の海外輸出は2012年の120トンから2000トンに達することができました。新潟市の国家戦略特区を活用して、始めたNKファーム新潟では、KSAS(クボタスマートアグリシステム)や鉄コーティングを使いながら従来にない低コスト農法の実証に取組んでいます。

無人農機では今年から実質的無人田植え機が圃場に登場します。ドローンの活用もわが社が先頭に立ち本年多くの農家様で活用されます。

わが社の内部でも変革が求められます。ITツールに活用が遅れていました。本年いっぱいかかると思いますが、スマホやSNSを使って担い手農家の皆様とより一体的なコミュニケーションを図っていきたいと思っています。農業機械も半導体の塊です。サービスの専用診断タブレット導入などの投資も大幅に増やしていきます。

本年もより一層お客様にご満足頂けるようサービス向上に努めて参りますので、引き続きお客様からのご愛顧を賜ります様、心からお願い申し上げます。

平成28年(2016年)の回顧

平成28年も間もなく終えようとしています。今年も新潟クボタに対し格段のご愛顧、ご指導を賜りました。有り難く改めて厚く御礼申し上げます。

振り返りますと、今年は事前の予想が覆った「まさか」の出来事の連続だったといえるでしょう。英国のEU離脱、米国大統領にトランプ氏が当選、かなりスケールは小さくなりますが、新潟県知事に米山氏が当選したことも当初予想とは違ったものでした。第四の権力といわれる大メディアの予想というか、願望がことごとく結果と相違したわけで、SNSなど新たなコミュニケーションツールの登場なども加わり、情報分野でも地殻変動が進んでいることの証左と思われました。

トランプ大統領の登場により、TPPもとん挫することになりました。しかし平成30年に予定されている減反廃止、それに伴い予想される大量離農などを考えますと、我が国の農業の構造改革は引き続き待ったなしの状況にあることは間違いないと思われます。わが社もKSASなど農業のICT活用や、鉄コーティング直播・密播・疎植など低コスト農法、さらにお米の海外輸出、六次産業化などの取り組みをさらに強化して、あくまでも農業の現場から農家の皆様と共に前進していきたいと思っています。

個人的にはいろいろなことが重なりました。父である前社長の一夫が昨年亡くなり、続いて義父が本年11月に他界しました。必ず訪れることではありますが、やはりさみしい限りです。生前に皆様から賜ったご厚情に重ねて感謝申し上げます。一昔前なら、おそらく40歳代でこうしたことを迎えるのだと思いますが、高齢化や晩婚化などにより60歳代で多くの人が経験するのでしょう。世代感覚も変化してくると思われます。うれしいこともありました。長男がこの11月に結婚し、我が家にも新しく家族が増えることになりました。これからもよろしくお願い申し上げます。

さて最後になりますが、わが社の今期は、多くのお客様、お取引先の皆様のおかげにより増収増益を確保することができました。厚く御礼申し上げます。昨年苦戦の連続でしたが、米価の上昇やわが社のトータルアグリソリューションへの取り組みにご理解をいただいた結果ではないかと思っております。時節柄ご自愛され、良いお年をお迎えになることをご祈念し、ご挨拶とさせていただきます。

以上。

 

新年社長挨拶

あけましておめでとうございます。

皆様におかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお慶びを申し上げます。また、旧年中は格別のご指導、ご鞭撻を賜りましたことありがたく、厚く御礼申し上げます。

さて昨年、平成26年はわが社にとりまして創立50周年という記念すべき節目の年でありました。17年ぶりの消費税増税、また年後半には米価低落、師走総選挙など激動の年でありましたが、皆様のおかげを持ちまして創立50周年にふさわしい一年となりました。改めて皆様の長きにわたるご支持、ご愛顧に感謝申し上げます。

本年は羊年に当たります。象形文字では、「未」という字で、豊作への願いがこめられているといわれております。4年後の減反廃止を踏まえ農政改革、農業構造の変化が予想されております。一方、鉄コーティング直播など低コストイノベーション技術への新たな助成措置の開始など新たな動きが始まろうとしています。お米の輸出など六次産業化の動きもさらに拡大するでしょう。

新潟クボタといたしましても、こうした動きを行政と一体になって全力で支援していきたいと思っております。まず、「鉄コーティング直播の拡大」です。思い起こせば、平成17年、山内先生の指導の下、新発田の内山様の圃場で実証を開始しました。以来わが社には経験とノウハウの蓄積があります。必ずやお役に立てると確信をしています。昨年6月に発表されたクボタスマートアグリシステム「KSAS」の普及にも力を入れたいと思っています。ICTを活用した圃場・栽培管理、サービス支援システムですが、新潟県の農業インフラに育つと思っております。

お米輸出は、わが社の子会社新潟農商の代名詞にもなりました。おかげさまで、各自治体、農業関係者から大変多くのお問い合わせを頂き、各地で説明会を開催させていただいております。需要はまだまだ伸びます。平成27年の目標数量は3000トンと、前年の750トンの四倍に拡大したいと考えております。絶大なるご協力をお願いします。これに関連して、農業経営にも参入したいと思っています。輸出米の確保、提案技術の実証など地域の皆様と一体になり農業振興に貢献できればと希望しています。また、施設園芸部門でも新たな提案を考えています。どうかご期待ください。

新潟クボタグループは、本年から「ポスト50周年」の新たなスタートを切ります。全社一丸となりましてまい進する決意ですので、本年もなにとぞよろしくお願い申し上げ、新年ご挨拶とさせていただきます。

視察団

 今年は新潟クボタにとって「創立50周年記念」の年に当たります。2月19日の「記念式典」を初め、多くの皆様にご協力を頂き、多くの記念行事を行うことができました。改めて厚く御礼申し上げます。
 四月は、春の繁忙期とともに、県関係の視察団の皆さんにわが社を訪問していただきました。本当に名誉なことであり、関係者の方々に感謝します。
 まず4月8日です。べトナム・ハイフォン市人民委員会副委員長のドォ・チュー・トアイ氏を団長とする経済農業使節団の皆さんに本社を訪問していただきました。

本社前での集合写真です。

まず私から、新潟クボタの会社概要などをお話し、視察団の皆さんにお礼を述べました。
続いて、ドォ・チュー・トアイ副委員長様からご挨拶があり、べトナムの焼き物を記念品としていただきました。

その後、倉庫でコンバイン、トラクタ、田植機などを見ていただきました。
べトナムは経済発展が著しく、農業も大変盛んです。世界のお米の輸出市場でもタイと一位二位を争っています。かつては中古市場でしたが、経済発展とともに農業の機械化が進み、親会社のクボタもべトナムクボタを設立するなど新車市場として注目を集めています。皆さん農業機械については大変詳しく、いろいろ質問が飛び出していました。

続いて、わが社の子会社の新潟農商の精米工場を見学してもらいました。お米についても大変詳しく知っておられて、新潟コシヒカリ、魚沼コシヒカリなどブランドをよく知っていました。
わが社にも、べトナムから事業創造大学院大学の卒業生のズオン・ヴァン・ミン君が働いています。彼は国に帰ったら、農業機械関連で起業したいとがんばっています。こうした交流をひとつの契機として、新潟とべトナムの農業分野における協力関係が深まればと願っています。

次に、4月24日です。

新潟県議会の経済産業委員会の皆様からおいでいただきました。
おりしも、政令都市・新潟が農業分野における国家戦略特区に指定されるなど、輸出促進、六次産業化など農業活性化が大きな注目を集めています。

委員長の小島隆県議様のご挨拶の後、私から、鉄コーティング直播をはじめ気象変動に負けない米づくりなどのわが社の活農プロジェクトについて資料を基にご説明し、妙高大洞原の耕作放棄地を6ヘクタールお花畑に再生した例など、クボタ”e”プロジェクトについてお話しました。

 続いて、新潟農商の伊藤社長から、クボタグループで進めている、香港、シンガポール、モンゴルなどへのお米の輸出事業について説明しました。

いずれも関心が高いようで、質疑応答も大変熱心に行われました。

 その後、鉄粉でコーティングした籾を実際に見ていただいたり、精米工場を見学したりしていただきました。私どもの話をとても熱心にお聞きくださり改めて厚く御礼申し上げます。
 今年が農作業の事故もなく、豊かな実りの秋を迎えることができますことを心よりお祈りして、今日はここで終了します。ここまで読んでいただきありがとうございました。

平成26年度 新潟クボタ入社式

少し遅くなりましたが、この4月1日に予定通りわが社の入社式を行いました。

内訳は、四大卒8名、専門学校1名、高校卒5名の合計14名です。約二週間にわたる恒例のクボタ筑波工場での農機基礎研修へは、自衛隊を含む中途採用4名を加え、総勢18名で参加しました。全員元気に研修を終了し、それぞれ配属先で、がんばってもらっています。

初めての辞令交付です。

毎年同じことを書くのですが、この時期になると、経営トップとして改めて身の引き締まる思いに駆られます。
こうして胸を膨らませて入社してくる若い諸君に、働き甲斐を提供し続けることができるか ! という思いであります。

その一方、こうして毎年20人前後の皆さんを採用し続けることができる「幸せ」も感じています。先日あるコンサルタントの方にお聞きした話です。ある会社が、約20年ぶりに新卒採用をしたというのです。そしたら職場がパニックになってしまった。実の子供とでも、うまく話ができないのに、一番若い人でも40歳前後なのですから、上司の皆さんが戸惑ってしまったのはわかる気がします。

毎年の採用継続により、各職場で、また直近の先輩、30歳代、40歳代、50歳代と年代別にも、新人教育
のノウハウみたいなものが蓄積しているのではないのでしょうか。これは、見えないけれども案外と重要な会社の財産だと思います。企業の使命は、なんといっても雇用です。地域の活性化もまずは職場つくりからです。これからも、社内外の研修・教育体系をさらに充実させるとともに、若い皆さんに来ていただける、よりよい会社作りに力を入れていきたいと思っています。

平成26年新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

 皆様、よいお年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
また、昨年はひとかたならぬご愛顧、ご指導を賜りましたこと、あらためて厚く御礼申し上げます。

 平成25年は、安倍第2次政権の下、アベノミクス効果から株価が急騰するなど、景気にも明るさが見え始めました。よく、株なんか関係ない、という人がいますが、じつは大いに関係があるのです。私はある総合型年金基金の理事長をやっていますが、国民年金を含め年金資産は株価、それに支えられた国債の安定によって守られているのです。外国勢もその原資は年金です。その意味で、現代は「年金資本主義」といっても過言ではないでしょう。いずれにしても、新しい年が、よい年となることを祈るばかりです。

 さて、本年はわが社にとりまして創立50周年という記念すべき節目を迎えることとなります。
昭和39年。新潟国体、そして新潟地震。また、東京オリンピック開催と話題の多いなか、わが社は産声を上げることができました。その後、農業の近代化、機械化の進展とともに、地域の皆様の厚いご支援を受け、今を迎えられることができました。これまで支えていただきました多くの農家様、そしてお取引様の皆様に本当に感謝申し上げます。

 すでにご案内のことと思いますが、昨年より皆様への感謝の意味をこめて、「ありがとう50年! これからもよろしく!!」キャンペーンを展開しております。目玉となります「50周年スペシャル機」につきましては、本年さらに充実させ、皆様のご要望にこたえていく所存です。どうかご期待ください。また、昨年も異常気象など変化の多い年でした。皆さまにとって必要な情報をよりタイムリーに、より広範にお伝えすべく、いろいろなイベント、情報提供、実演会などより充実させていきたいと考えております。

 第一弾として、1月25日(土)、26日(日)におきまして、「新春きらめき試乗会」を開催いたします。田植機がガソリンエンジンの5条植え〜8条植えがモデルチェンジ、またシンプルで粘り強い力を発揮するディーゼルエンジン搭載のWP-80など新製品をはじめ、より充実したラインナップとなったトラクタ、市場が大きく広がってきた家庭菜園用の管理機など数多くの機械を用意しております。また、代掻き用ハロー、あぜ塗り機など春の農作業をお手伝いする機器も多く取り揃え展示しています。どうかご家族、お友達お誘いのうえ、ご来場くださいますようお願い申し上げます。

 このほか、新潟クボタ「営農ディスカバリー」、「畑作機械実演会」、春の風物詩ともなりました「春のクボタの日」など盛りだくさんの企画を用意しています。4月からは消費税もあがる予定です。どうかお見逃しないよう、お願い申し上げます。

 私たちを取り巻く環境が大きく変わろうとしています。「5年後減反廃止」が決まり、農政の大転換が始まろうとしています。私たちは、あくまでも農業の現場の中から、皆様にお役に立てるご提案をこれからも一生懸命に続けていきたいと思っています。全社員一丸となって、本年もがんばっていきたいと思いますので、どうか皆さまの倍旧のご支援をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

香港・シンガポール

今年の夏休みを利用して、香港・シンガポールに行ってきました。8月15日から三日間、香港で開催される「Food Expo」への参加と、あわせてモンゴルの合弁先のトップの皆さんに久保田米業(香港)の施設を見学して頂く事が目的です。あわせて、新聞でも取り上げられましたが、新たにクボタがシンガポールに精米工場を建設するということで、その予定地を視察してきました。

香港「Food Expo」は、新潟農商としては、三年連続の参加です。私がまだ一回も顔を出していなかったので、新潟日本香港協会の会長になった今年は、参加しないわけにはいかないだろうと思い、12日夕刻に成田から出発しました。せっかくの夏休みということで、前半は家族旅行を兼ね、13日終日と14日の午前を観光、14日の午後から私は仕事をはじめ、家族は15日朝帰国するというスケジュールです。

13日までは何とかもったのですが、ちょうど巨大な台風が香港に近づいていて、14日午前1時過ぎについに「シグナル8」が発令されてしまいました。これが発令されると、外出禁止になるそうで、ホテルでも出入り口に黄色のテープが張られます。もちろん工場、オフィスも臨時休業です。このため実は、香港の人はこれを結構楽しみにしている人も多いとか。私たちは、あきらめて、ゆっくりと朝食をとり部屋でくつろぐことにしました。午後2時ごろになり、解除となって、私は予定通りビジネスに、家族は近くで、買物や散歩を楽しんだようです。あとで聞いたのですが、この台風が上海や日本の猛暑の原因の一つだったのだそうです。

前日の観光でも、こんな状況でした。
14日午後のビジネスは、モンゴルの皆さんのお相手なのですが、実はこの台風の中、モンゴル航空は勇猛果敢にも香港国際空港に見事に着陸されたのです。無事、久保田米業香港の施設を見ていただき、夕食はお互い家族ぐるみで親交を深めました。レストランは、久保田米業を通じて新潟農商がお米を供給している「雪舟」さんです。いつもながら、素晴らしいお料理をいただくことができました。ありがとうございました。

モンゴルのテクニック・インポート社のガナ社長夫妻、合弁企業のMJパートナーズのバータル社長夫妻との記念写真です。
15日はメインの香港「Food Expo」です。三日間で20万人以上が来場する世界でもトップクラスの美食のイベントです。

今年は初めての試みとして「にいがた産業創造機構」(NICO)さんのブースの参加企業として参加しました。会場は巨大な施設で、たとえば新潟産業振興センターの5~6倍の広さで3階建てと思ってください。さらにホテルや会議場なども併設されていますから実際はもっと大きいのだと思います。一般者とバイヤー専門のフロアーに分かれています。私たちはバイヤー専門のフロアーです。ここでは、日本の食材が圧倒的な存在感を示していました。あと目立つといえば中国茶です。一般の人が入れるフロアーはまさに超満員の盛況でした。

この日の夜に、シンガポールに移動。午前2時、シンガポールのホテルにチェックインです。実は、私はシンガポールを訪問するのは、初めてなのです。とても楽しみにしていました。
翌日、クボタの担当部長と待ち合わせをして、新たに建設予定の久保田米業シンガポール(予定)の建設予定地を視察しました。
そのあと、市内に戻り、シンガポール伊勢丹、シンガポール明治屋など日本米はじめ日本食材を販売している売り場を視察、夜は、新潟県上越に本社があり、すでに3店、シンガポールに進出している富寿司さんのシンガポール2号店で、食事を兼ね、店長の岩崎様からいろいろとお話をお聞きしました。

とてもおいしそうでしょう !

おいしいお寿司を握っていただいたうえ、貴重なお話、本当にありがとうございました。

最後に、ちょっとだけ観光して、帰国です。

シンガポール名物、マーライオン。がっかり名物などとよく言われるとかで、この何倍も大きいものを、別の場所に建築したそうですが、やはりこの場所にあるからマーライオンなのでしょうね。

帰国して、NHKのテレビを見ていたら、「新富裕層」という特集が放映されており、シンガポールが取り上げられていました。香港もしかり、シンガポールも恐らくそうなのでしょうが、時間感覚がとにかく早い。みんな急ぎ足で、早く口で、負けまいとして動き回る。勃興するアジアの需要を取り込むことができるか。私たちももっと真剣に考え、いや、行動しなければならないのではないでしょうか。

新潟日本香港協会

今回は、「新潟日本香港協会」設立のことについてお話します。
日本香港協会とは、香港及び中国本土とのビジネス進出の窓口の役割を担う組織として1983年に東京で設立されました。その後、地方の中小企業の進出を促すため、地方組織が拡充されてきていました。新潟でも設立しようということになり、地元経済界を中心に発起人が集まり、準備を進めてきたもので、知事や市長、経済団体のトップの皆様を顧問にお迎えし、不肖私が会長となって「新潟日本香港協会」の設立総会を、さる3月27日に開催することができたものです。

設立総会であいさつしているところです。なんで私ごときがこんな大役を?と思われる方も多いと思います。昨年、新潟経済同友会で台湾に経済ミッションで行ったとき、たまたま「クボタが香港へお米輸出」の記事が日経新聞の一面に載って、今回顧問になられた池田代表幹事の頭の中に「香港は吉田」というパターンが認識されてしまった、というのがいきさつのようです。
何はともあれ、反響は大きく、設立発起人会の開催から会員募集を正式にはじめ一か月余りの短い準備期間にもかかわらず、法人89、個人12の合計101会員でスタートすることができました。その後も会員が増えているという状況です。私がうれしかったのが、農家さんが個人の資格で会員になられている方が多いということです。全国でも珍しいそうで、それだけ、お米をはじめ農産品の輸出に対する期待の大きさを表していると思います。

総会に駆けつけ、記念講演をしていただいた香港貿易発展局・日本首席代表の古田茂美様です。
このあと、会場を移動して盛大にパーティーが開催されました。


パーティーの冒頭、来賓の古田様からご挨拶を頂き、日本香港協会の國場会長のメッセージを頂きました。

顧問でもいらっしゃる篠田昭・新潟市長の乾杯で開宴です。
パーティーには120名近くの方が参加され、情報交換を含め大いに盛り上がりました。


メインテーブルの来賓の皆さんです。左から篠田市長、王華中華人民共和国・駐新潟総領事、私、古田首席代表、竹石新潟放送社長さんたち。

農家の皆さんや飲食店経営の関係者の皆さんが多いテーブルです。

東南アジアでは、日本食ブームが勢いを増しています。なかでも富裕層の多い香港には1万4000件以上のレストランがあり、うち日本食レストランが外国料理の中で最大の1300店を占めるということです。こうしたことを背景に、香港は、我が国の食品・農林水産物の輸出先として、7年連続首位の座をキープしており、最大の輸出仕向け先です。
新潟にとっても大きな可能性を期待してもいいと思っています。例えば、香港はアルコールに関して無税であり、「アジアにおけるワインのハブ」を目指しているとも言われています。新潟の地酒にとって有望市場ではないでしょうか。また、日本食ブームを背景に、みそ、しょうゆ、しおこうじ、などにも人気が高まっていると聞いています。今まで、単独では情報が少なかった新潟の中小企業の方のビジネス交流の活発化に貢献することができればと願っている次第です。

わが社も、親会社のクボタが一昨年香港に設立した日本産米の販売会社「久保田米業」に対し、子会社の新潟農商を通じて新潟米の輸出を昨年より本格的に始めました。多くの農家様のご協力により、24年産米は240トンの輸出の予定です。新潟産米の評判は高く、日本食レストランの出店もさらに増加の勢いで、全量完売の見込みです。さらに25年産米は、24年産比1.7倍の400トンを目指したいと思っているところです。
興味ののある方は、ぜひ会員になっていただき、ともに新たな市場の開拓をしていきたいものと思います。どうかよろしくお願いします。

平成25年度新潟クボタ入社式

4月1日。月曜日と重なったこともあり、日本の多くの企業で、入社式が行われたことと思います。わが社も、今年は 26名の新入社員を迎えて入社式を行うことができました。

毎年、思うことですが、こうして期待に胸を膨らませて社会人の第一歩を踏み出そうとしている皆さんに、きちんとした会社のビジョンと戦略を打ち出すことができるのか、と経営トップとして、その責任の重さをあらためて痛感する次第です。

わが社も、新潟県全域をカバーする新生・新潟クボタとなって、今年から「第2次中期三か年計画」に入ります。来年には、創立50周年という節目の年を迎えます。中堅企業を目指して全社一丸となってがんばっているのですが、昨年は、子会社との単純合算で売上高が174億円まで来ることができました。農業市場の構造変化を踏まえ、現在、事業領域の拡大を進めており、何とか今回の三か年計画で、合算売上高を200億円にしたいと考えています。新しい血とこうした若い皆さんの成長をもとに、この夢に向かって前進したいと思います。
ところでふと考えたのですが、新入社員の年齢を見ると、20歳から22歳ぐらいが平均。アベノミクスでデフレ脱却が話題ですが、日本のデフレが1995年頃からといわれており、この世代の人は物心がついてからデフレしか経験していないのですね。
私などは、学生時代が第一次石油危機の狂乱物価。以降、会社に入ってもインフレ、スタグフレーション。サミュエルソンの経済学で、世の中にはインフレとデフレがあると教えられたわけですが、現代日本ではインフレしかないと思い込んでいたわけです。だから、デフレに遭遇したとき、長生きはするもんだと妙に感心したことを思い出します。
バブル崩壊後の長きにわたる閉そく状況は、我が国に多大な損失を与えました。損失の最たるものは、闘争心の喪失にあるのではないかと思います。今、安倍政権は、三本の矢で日本経済の復興に取り組んでいます。株価の上昇で日本人の気分を少し明るくしたのは、幸先良いスタートに見えます。おそらくラストチャンスに近いと思われるので、この勢いを加速させたいものです。
わが社も、農業という限られた産業の、さらに農業機械という限定された事業領域であるわけですが、今唱えられている、「農業を成長分野に」に向かって微力であるけれども貢献したいものと思っています。また、そのことがわが社の発展につながる唯一の道だと思うのです。
さて、話が少し大げさになりましたが、最後に、企業の採用活動の開始時期を巡る話題に一言。新入社員に聞いたりすると、「早く内定を取って安心したい」といいます。本音だろうと思います。しかし、私は、学生の本分は、あくまでも学業にあると思います。3年生の冬、短大に行っては1年の冬から、ではいくらなんでも早すぎると思います。
安倍政権が提案しているように、4年に入った4月解禁は妥当なのではないでしょうか。わが社は、こうした私の独断により、採用決定は7月以降としています。おかげで採用担当には大変な苦労をかけていますが、小さい企業ながら間違った風潮に少しでも抵抗したいと思うのであります。今後の議論の行方に注目したいと思います。

第一四半期の主要イベント

いつもブログの更新が遅れて申し訳ないと謝っているのですが、今回は特にひどいですね。本当に申し訳ありません。過日、あるパーティーで指摘を受け、こんな方までご覧になっていたのかと、改めて見直すと、何と新年のあいさつから全く更新してこなかったのですね。取り急ぎ、私のカメラにあった写真から駆け足で、第一四半期の主な出来事をお話しします。

今年の1月に京都で開催された「第66回クボタディーラーミーティング」です。クボタ農機連合会会長として、年頭のあいさつを申し上げているところです。

うれしいことに、今年も特別優秀ディーラー表彰を頂きました。連続13年、通算33回目の受賞となります。多くのお客様やお取引メーカー様のご愛顧、ご支援の賜物であり、全社員で喜びを分かち合いたいと思います。

セールス、サービスの皆さんも多くの賞を頂きました。

サービスの受賞された皆さんです。

全国のセールスやサービスの皆さんは、私がプレゼンターですが、たまたまわが社の社員が新人王として代表受賞で私から直接、受け取っているところです。

最後に、飛行機まで時間があったので、京都国際会館から近い三千院を散策しているところです。
次は、一月に行われた「新春きらめき試乗会」です。

今年は特にお客様のご来場を増やそうと努めているのですが、おかげさまで過去最高のお客様に来ていただきました。改めて厚く御礼申し上げます。
2月に移ります。

三年目となる「畑作機械実演会」です。農業収入増大のためにも、畑作の強化は、新潟県の農業政策の柱の一つ。畑作は稲作に比べても高齢化が進んでいることから、機械化の必要性は緊急の課題といわれています。

新潟県の特産として最近、評判の良い「エダマメ」に対する機械化は特にニーズが高く、この2連エダマメ引抜機は大変注目を集めていました。

社内行事ですが、年一回の全社員大会です。例年2月中下旬に開催されます。


例年私の経営方針、来賓のクボタ幹部の祝辞、そして記念講演という内容です。

今回のトピックは、記念講演が、自衛隊新潟地域協力本部長の吉田様の東日本大震災における自らの救援活動の体験談だったことです。私もその後、仙台を訪問してきましたが、まだまだ復旧は遅れているところも多く、絶対に風化などさせてはいけないと思っています。

わが社も、援護協力会会員会社であり、日ごろの協力活動を評価され、本部長表彰をいただいているところです。

今回のブログの最後は、3月9日・10日に開催された「2013年春のきらめきクボタの日」です。

先ほども今年はいろいろなイベントに、お客様のより多いご来場をお願いしようと努力しているとお話ししましたが、今年のクボタの日は、25年のクボタの日の歴史で初の「2万人ご来場!」を達成することができました。本当に感慨無量の思いです。改めて御礼申し上げます。それだけわが社に対する期待が高まって来ているわけで、全社員思いを新たに「ファーストコールカンパニー 新潟クボタ 」 作りを邁進したいと思っています。これからもよろしくお願いします。

4月に入ると、少し余裕のある日があるので、「新潟日本香港協会」の設立のお話と、恒例ですが「わが社の入社式」のお話をしたいと思います。

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